精霊放送部の新入部員。
完全に勢いで、“精霊番組”の取材と制作に巻き込まれてしまった努力家。「つまるところ」が口癖。
好きなさしいれは紅茶。
精霊放送部の新入部員その2。
精霊たちとふれあうのが大好き。みさきとは同じ取材班で、よく振り回している。
好きなさしいれはグミ。
番組編集を得意とする2年生。
先輩からも後輩からも頼りにされている人のはずだが、なぜか、みさきたちに数々の無茶振りを課していく。
好きなさしいれはみかんゼリー。
アナウンスを得意とする2年生。
東坂下と書いて「さこぎ」と読む。なぜ苗字で呼ばれているのか、なぜ常時丁寧語なのか、全てが謎。
好きなさしいれはカレーまん。
千枚華の街の春祭りを司る“楽隊の精霊”。
広い人脈を持ち、多くの精霊や人間(特に放送部員)と協力を築いている。
彼女への取材が成功すれば、特別な力が得られるだろう。
住宅街を飛び回る“配置薬の精霊”。
かつて日本中に名を馳せた薬売りたちの魂の具現。
薬箱を通じて、人々に安心感を送り届けるのが、彼女の仕事である。
農村の街並みの中に潜む“防風林の精霊”。
地域一帯の守護神だった頃の力が衰えてきており、部員たちに助けを求める。
多くの人が大切だと感じる精霊ほど、大きな力を発揮できるのだ。
疲れた人々を元気づける“ブラックラーメンの精霊”。
そのスープは、闇中を模索する者に必ずや祝福を与えるだろう、とは本人談。
たうんとは数十年のつきあいがあり、よく一緒に居る。